播種してから42日目。
寒い日が少なく、雨の多い11月でした。
法蓮草は、雨が降って
また伸びていました。

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また少し株がボリュームを増してきたように思います。

出荷には、まだまだかかりますが
はたけの法蓮草は順調そのものです。

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弊社の近隣で、露地(ハウスなどの施設内ではない外)で
栽培する方々は、だいたい8月中下旬から
5月中下旬くらいまで種を播いて、
栽培しています。

5月の終わりから6月、7月、8月の上旬に
種を播く栽培は
温度が上昇して
非常に作りにくくなり
また病気も発生しやすくなります。

時期的にも梅雨の時期でもあり
40℃を超えるような暑い日が
何日もある時期なので
栽培は難しく、適していません。

また法蓮草は長日(日が長い)条件で
花芽分化が形成され
温暖な気温で抽苔(ちゅうたい)・トウ立ちが
促進されます。
5月、6月といった日の長い温暖な時期は
その時期にあたります。
ですので、5・6月播きの法蓮草栽培は
その点でも難しい時期になります。

今回みている法蓮草の作型は
種まきから涼しい気温が続き
収穫時期も厳寒期の前ということで
比較的作りやすい時期です。

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作りやすい時期だから多くの人が作る事が出来ます。
ですので、より品質の優れるものを
作らないといけなくなります。

今回の品種も試験栽培をして
農家さんに気に入ってもらって作られています。

試験の時と同様に良い結果が出て
喜んでもらえるといいです。
また報告します。